不登校の息子 学校に行けるようになりました
こんにちは(◕ᴗ◕✿)
天パー母ちゃんです。
不登校、増えていますね。
文部科学省が公表した2020年度の学校基本調査によると、2020年5月現在の小学生は630万1000人、中学生は321万1000人。
このうち、約29万人が長期欠席者に該当すると文部科学省は発表しています。
過去最多となっているそうです。
行き渋りも加えると、不登校予備軍、不登校は、かなり増えていると思います。
長男が小学4年の夏休み明け頃から学校を行き渋るようになりました。
その頃、凸凹さんの弟は切り替えが苦手で学校を休んだりしていたため、
「オレも休みたい。弟だけいいな。」
と言うようになりました。
朝起きれない日が続きました。
起立性調節障害なのか?
体調も心配しました。
ある日、涙を流しながら、
「学校行きたくない」
と。
理由を聞いても、なかなか答えないので、それ以上は聞かず、リフレッシュにと、学校を休んでランチしたり、買い物をしたりしました。
その後3ヶ月程、学校へ行ったり行かなかったりが続きました。
親への反抗が酷くなりました。
お友達とのトラブルも増えました。
その間、担任に呼ばれて長男と母ちゃんと担任の3人で面談をしたこともあります。
何が困っているのか。。
・授業中に担任が問題や質問をしたときに、みんなが考えて手を挙げて答えようとしているのに、手も挙げずに言ってしまう子がいて、先生はその子を当てて、次に進めてしまう。
・昨年のクラスは、クラス全員で給食を残さないようにしていたのに、今は残りが目立つ。
など、コレ!と言えるような理由ではありませんでした。
あるとき、風邪をひいて、数日休んだあと、風邪は治ったのに咳が続きました。
小児科、耳鼻科と診察をしてもらいましたが、咳止めをもらっても治りません。
再度別の小児科に行きました。
聴診器を当てて、小児科医が言った言葉が、
「お子さん、何か大きなストレスを抱えていませんか?」
と。
そこで初めて、「実は学校に行けてなくて」と伝えました。
「念のためにレントゲンは撮るけど、たぶん問題ないよ。」
と言われました。
息子に待合室で待ってもらい、昨年夏頃からの様子を伝えました。
「咳はチックでしょう」
そのあと、レントゲンの結果を聞くのに、息子と一緒に診察室に入りました。
小児科医より、
「学校に行けてないんだってね。」
「学校行かなくていいよ。」
「お母さんから、お父さんと先生に話てくれるから大丈夫だよ。」
「体は問題ないから、薬は出さないよ。」
療育センターの医師でもない、普通の小児科医から、
「学校に行かなくていいよ。」
との言葉に、驚きと、ホッとする気持ちになりました。
毎朝、
「学校行くの?行かないの?」
「早く起きようよ」
「遅刻するなら何時に行く?」
なんて言いながら、
水筒をランドセルに入れたり出したり、
携帯電話をマナーモードにして入れたり、携帯電話を出してマナーモードを解除したり。
仕事に行く前に登校するのかしないのかを決めてもらいたくて、急かしていました。
切り替えの苦手な弟も一緒に行きたくないと言い出してしまうので、長男を登校させようと必死でした。
子育てに失敗してしまったのか。。
悩みに悩みました。
今まで、
学校が楽しそうだったのに。。
学校の宿題も塾の宿題も、文句も言わずに頑張っていたのに。。
長男のことがわからなくなりました。
しかし、大きなストレスを抱えてる長男に、無理に学校に行かせなくていいと思うようになってから、
まずは、息子の心を充電させてあげることを考えるようになりました。
今、何ができるのか。
不登校について調べたり、同じ状況の方に話を聞いたりしました。
- 自己肯定感が低くなっている。
- 不安を抱えている。
- 発達障害。
- 小さなことでいちいち叱るのは、反抗する状況を作っているだけで逆効果。
- ため息など、イライラしている雰囲気を出さない。
- 叱るのは、命に関係する危険なことと、道徳や法律に反することだけ。
- 両親揃って叱らない。
- ニコニコする。
- ゆっくり話す。
- 見守る。
- 否定しない。
- 肯定する。
- 認める。
- 過干渉はしない。
などのキーワードがたくさん出てきました。
過干渉と過保護は違うらしいです。
過干渉は、子供が求めていないことをやってあげること。
過保護は、子供が求めていることをやってあげること。
「こうしなさい。」
「あーしなさい。」
「○○したの?」
「いつまでやってるの?」
などの過干渉を続けると、自分で考えることをしなくなり、何か失敗することがあると、反抗的になり、親のせいにすることが多くなるそうです。
お母さん(お父さん)は、あなたの味方だよ。というのが伝わるように、
安心して何でも言える環境になるように、ニコニコして、肯定して、認めてあげることが必要のようです。
そうは言っても、兄弟げんかや、反抗的な態度が多く、イライラすることが多々あるので、いつもニコニコなんてしていられません。
くじけて叱ってしまうこともありますが、できるだけ、
「冷静に! ニコニコ!」
と言い聞かせながら、できるだけ肯定の言葉で声をかけるように努力するようにしました。
父ちゃんも、子供たちへの接し方を一緒に考えてくれたりしました。
祖父母も、理解してくれました。
担任、スクールコーディネーター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、不登校の会、役所への相談、療育センター、フリースクール、その他、たくさんの方からアドバイスをいただきました。
まずは、心の充電が必要。
認めてあげる。
生まれてきてくれてありがとうの気持ち。
小さなことでは叱らない。
小さな問題行動はスルーして、やめたときに褒める。
進級したら行くのではないか。
進級前に、要望を出してみるとよい。
など。。
進級して、初日から登校しています。
たまに行き渋ることがあります。
朝はなかなか起きません。
宿題は、ほとんどやりません。
給食袋も声をかけないと取り替えません。
ゲームやYou Tubeも、約束の時間になってもやめられません。
しかし、あまりガミガミ言わず、
肯定の声がけを主にしようと努力しています。
また不登校になるのではないかと、毎日不安です。怖いです。ストレスです。逃げ出したいです。
でも、できるだけニコニコして、否定や過干渉にならないように頑張ります。
子供の成長を願って。