愛犬 甲状腺ガン 放射線治療のその後②

こんにちは(*^^*)

天パー母ちゃんです。

 

愛犬ゴンちゃんが甲状腺ガンを経験し、そのときの記録です。

7年程前になるのですが、その当時、ネットで調べても調べても、同じような症状、治療、予後について、全く見つからず、不安ばかりでした。

同じ病気で悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。

 

放射線治療については、

「愛犬 甲状腺ガン発覚から放射線治療」①~⑧

放射線治療に伴う胃ろうチューブについては、

「愛犬 胃ろうチューブ」

をご覧ください。

 

 

咳、食欲の低下、体重減少はその後も続きました。

もともと体格がよかったのですが、3.6kgあった体重が2.3kgまで減少していました。

動物病院の先生が、ごんちゃんにしかできない特別な提案をしてくれました。

なんと、2年前からふさがらなかった胃ろうチューブの穴。

放射線治療のために胃ろうチューブを取り付け、治療後4ヶ月して外してからずっとふさがらなかった穴を利用して、そこから流動食を入れると言うのです。

穴が開いているので、麻酔もせずにチューブを取り付けてくれました。

このとき、ごんちゃんは15歳4ヶ月。

 

 

 

2度目になりますが、また横にバタンと倒れてしまいました。前回は低血糖ではないかと動物病院の先生が言ってました。

このときは、舌が真っ青になってしまって、小刻みに震えていました。

今度こそおしまいを感じ、「ありがとう」を何度も何度も伝えました。

 

なんと、また奇跡が起きました。

5分くらいで、舌の色が戻って、立ち上がったのです。

ごんちゃんの生きようとする力をとても感じました。

動物病院へ電話をして、状況を伝えたところ、ガンが気管を圧迫して、一時的に呼吸困難になったのだろうと言われ、病院へ連れて行きました。

母ちゃんは、事前にネットで調べていたことがありました。

ごんちゃんの呼吸が苦しくなった場合に、動物用の酸素を提供してくれる業者があることを。

動物病院の先生に、酸素のことを伝え、使用許可をもらい、早速業者さんに電話をしました。とても丁寧な対応でした。

取りに来るか、配達かと言われ、車が無いので配達を依頼しました。

大中小あり、小はうさぎなどの小動物、大は、柴犬などと言われたので、チワワのごんちゃんには中を頼みました。

翌日、全面プラスチック製のゲージと、酸素を投入する機械が届きました。

ごんちゃんをゲージに入れてみると、少し狭いと感じました。

普段は昼も夜も人間と同じ場所で、好きな場所を見つけて広々と寝ていたのです。

日中、夜間と1日酸素の部屋で過ごすので、少しでも大きいほうが快適かと思い、一回り大きい大のゲージに取り替えてもらうことにしました。

中のゲージはその日に持ち帰られ、翌日、大ゲージを持ってきてくれました。

酸素を投入する機械とゲージを繋ぎ、すぐに高濃度酸素の部屋ができました。

酸素を投入する機械の周囲は温度が高くなるので、ゲージとできるだけ離してほしいとのことでしたが、自宅の部屋は狭く、ゲージと隣接することになりました。

ゲージが高温になりやすいので、温度計も設置してくれました。適宜確認して、部屋の温度を低くしてください。と言われました。

機械の音が大きいと思いました。

ごんちゃんを入れてみると、嫌がらず、キョトンとしていました。

中にタオルやごんちゃんのお気に入りの座布団を入れると、落ち着いて寝ました。

 

愛犬 甲状腺ガン 放射線治療のその後③に続きます。