愛犬 甲状腺ガン 放射線治療のその後③
こんにちは(*^^*)
天パー母ちゃんです。
愛犬ゴンちゃんが甲状腺ガンを経験し、そのときの記録です。
7年程前になるのですが、その当時、ネットで調べても調べても、同じような症状、治療、予後について、全く見つからず、不安ばかりでした。
同じ病気で悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
放射線治療については、
放射線治療に伴う胃ろうチューブについては、
「愛犬 胃ろうチューブ」
をご覧ください。
酸素のゲージで過ごすことになったごんちゃんは、トイレのときと、チューブでのごはんのときだけ、ゲージから出しました。
呼吸苦
酸素のゲージから出すと、ハーッ、ハーッと苦しそうにし、咳もしました。
トイレ
トイレの前までいくのですが、あと一歩トイレが間に合わず、オシッコしてしまうので、万が一用にマナーベルトをしました。
本来なら、マナーベルトに犬用ナプキンを付けるのですが、値段が高いので、女性用生理ナプキンを使用しました。
トイレに間に合わないのは、老犬にはよくあることのようです。
食事
運良く、2年前に放射線治療をするために行った胃ろうチューブの穴が完全にふさがらないままだったので、そこから細いチューブを取り付けてくれたので、そこから流動食をあげることができました。
しかし、チューブが細いため、流動食が詰まり、シリンジで入れるのに時間がかかるのと、量がたくさを入らないため困っていました。
そのことを動物病院の先生に伝えると、少し太目のチューブに取り替えてくれました。
これで、食事についての不安はなくなりました。
酸素のゲージの使用料
当時の金額ですが、ゲージと酸素の機械の配達に5000円、基本料1万円、レンタル15日未満は1日1500円、15日以上は、一律22500円
なぜここまでやるのか
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
13歳だったごんちゃんに甲状腺ガンが見つかり、余命3ヶ月を宣告され、胃ろうチューブでの食事をしながら放射線治療を行いました。
当時13歳にだったごんちゃんは、血液検査は問題なく、体力が十分にありました。
ガンが大きくなって気管を圧迫して苦しむ状態が万が一続くと、≪安楽死≫というワードが出るのではないかという不安がありました。
余命3ヶ月が寿命で、その3ヶ月を大切に過ごす、という選択ももちろんあると思います。
≪命の選択≫
ごんちゃん自身には、私たち家族に伝えられません。辛い治療をするくらいなら、何もしないでほしいと思ったかもしれません。
もっと母ちゃんと一緒にいたいと思ってくれたかもしれません。
ごんちゃんの病気を通じて、気持ちを伝えられないペットにとって、飼い主は、責任と愛情をもって接してあげるのが大切だと思いました。
そこでごんちゃんには、放射線治療を選択し、ガンが大きくなることを遅らせ、できるだけ苦しく無い状態で老衰でお空に行けるように、最後まで感謝を伝えながらお世話をすると決めました。