古い記憶のクリスマスパーティー

お題「人生で一番古い記憶」

こんにちは(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

天パー母ちゃんです。

 

両親が不仲で、母と祖母の家で過ごすことが多かった、3歳の時のクリスマスの思い出。

幼い母ちゃんを楽しませてくれるために、親戚が集まってクリスマスパーティーを開いてくれることになりました。

いとことパーティーの準備をしたり、遊んだり、パーティが始まるのをワクワクして待っていました。

 

親戚のおばさんが手作りのケーキを用意してくれました。

おばさんは、幼い母ちゃんが喜ぶと思って、

「このケーキ、パーティーのお部屋まで運んでね」

と幼い母ちゃんに頼みました。

 

ケーキを渡した場所からパーティーの部屋までは、砂利道を20歩くらい歩いて行く距離。

やっちゃいました(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!

「ケーキ落としちゃった」

パーティーの部屋にいた祖母が裸足で走ってきて、地面に着いた部分をサッと取り、お皿に戻しました。

祖母は、「何も言っちゃだめだよ」と幼い母ちゃんに言いました。

何事も無かったかのようにパーティーが始まり、食事が終わって、あのケーキが登場しました。

祖母は、すぐにナイフを入れて、お皿に取り分けました。

楽しいパーティーはあっという間に終わりました。

 

あのときの祖母の行動、母ちゃんが大人になってから理解しました。

祖母からしたら、孫のためにお嫁さんが一生懸命作ってくれたケーキ。

それを孫が落としてしまって、慌てて元に戻そうとした。

こんな感じだったと思います。

 

天国にいる祖母との懐かしい思い出です。